はじめに:書類選考は「最初の面接」です

転職活動において、履歴書・職務経歴書は最初の関門です。
どれだけ優れた経験を持っていても、書類が通らなければ面接には進めません。

「内容をどう書けばいいかわからない」「自己PRに自信がない」
そんな方に向けて、このページでは履歴書・職務経歴書の基本から、企業が注目するポイントまでをわかりやすく解説します。


① 履歴書と職務経歴書の違いを理解しよう

まずは2つの書類の違いを整理しておきましょう。

書類名内容主な目的
履歴書個人情報・学歴・職歴・志望動機など基本情報と志望理由を伝える
職務経歴書過去の仕事内容・スキル・実績仕事にどう貢献できるかを伝える

履歴書は“プロフィール”、職務経歴書は“仕事のプレゼン資料”のようなものです。


② 履歴書の書き方:丁寧・正確・誠実さがカギ

📌 書くべき内容

  • 氏名・生年月日・連絡先
  • 学歴・職歴(古い順に記載)
  • 志望動機
  • 自己PR(スペースがあれば)
  • 免許・資格
  • 本人希望欄(希望職種や勤務地など)

✅ 書くときのポイント

  • 誤字脱字NG!よく見直す
  • 黒インク(手書き)またはWordテンプレート使用
  • 写真はスーツ・背景白・3ヶ月以内のもの

💡 志望動機のコツ

企業が知りたいのは「なぜウチなのか」「どう貢献できるのか」。
その企業の理念や業務内容に共感した点をしっかり伝えましょう。


③ 職務経歴書の書き方:伝える順序と具体性が重要

職務経歴書には「これまでどんな仕事をしてきたか」を詳しく書きます。

📌 基本構成(テンプレート例)

  1. 職務要約(50〜100文字で概要)
  2. 職務詳細(各社ごとの業務内容)
  3. 実績・成果(数字で示すと◎)
  4. 活かせるスキル・資格
  5. 自己PR・キャリアプラン

✅ 具体例:NGとOK

NG例:
「営業として日々の業務に取り組みました」

OK例:
「法人営業として中小企業向けにITサービスを提案。年間50社を担当し、前年比120%の売上達成」


④ 書類作成のよくあるミスと対策

ミス例対策
誤字・脱字文章校正ツールや家族・友人にチェック依頼
内容が抽象的数字・成果・具体的なエピソードを入れる
志望動機が薄い企業HPや求人票をよく読んで書き分ける
書類が長すぎる職務経歴書はA4で1〜2枚が目安

⑤ 書類選考を突破するための+αテクニック

  • PDFで提出:レイアウト崩れを防ぎ、信頼感UP
  • ファイル名を明確に:例「履歴書_山田太郎.pdf」
  • 郵送なら送付状を添える:ビジネスマナーの一環
  • 職種ごとにアピール点を変える:使い回しはバレます

⑥ 未経験職種への応募はどう書けばいい?

「経験がないから…」と遠慮する必要はありません。

書くべきこと:

  • なぜその職種に興味を持ったのか
  • 今までの仕事から活かせるスキル(例:接客→コミュニケーション力)
  • 勉強や資格取得などの努力

意欲と成長力を伝えることがポイントです。


⑦ まとめ|“あなたらしさ”が伝わる書類を目指そう

書類は「企業に自分を知ってもらう入り口」です。
丁寧に準備した書類は、面接官にもその想いが伝わります。

焦らず、何度か書き直しながら「あなたらしい」言葉で表現してみましょう。
テンプレートだけに頼らず、自分のストーリーを少しでも盛り込むことで、書類選考の通過率はぐっと高まります。


✅ 最後に:書類作成に不安な方へ

「この書き方で大丈夫かな…」「自己PRがうまく書けない…」
そんな方は、LINEやメールでお気軽にご相談ください。
当社のキャリアサポートでは、書類添削も無料で対応しています。

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